まずは絵本を読んであげるのはどうかな?
私は生後3、4か月くらいから赤ちゃんに絵本の読み聞かせを始めたよ!
今回は絵本の選び方とおすすめの絵本を紹介するね!
まーこ
目次
0歳向けの絵本の選び方
色や形がはっきりした視覚効果のある絵本
0歳児はまだ視力が十分に発達していません。
そのため、赤ちゃんは原色などを使ったはっきりとした色や、丸・三角・四角などの形を好みます。
とくにファーストブックには色や形がはっきりした絵本を選んであげると良いでしょう。
オノマトペ・リズムが繰り返される絵本
赤ちゃんは繰り返される音が大好き。
「じゃあじゃあ」「どんどん」などの音が繰り返される絵本や、「いないいないばあ」など
同じ内容が繰り返される絵本を赤ちゃんは好みます。
読み手のお父さん・お母さんが好きな絵本
絵本は何度も何度も繰り返し読み聞かせるので
読み手のパパ・ママが好きな絵本を選ぶことも重要です。
0歳から読み聞かせてあげたいロングセラー絵本
20年以上人気のロングベストセラーには、はずれがありません。
長い間、赤ちゃんから愛されているだけあって素晴らしい絵本ばかり。
その中でも特におすすめの絵本を紹介します。
じゃあじゃあ びりびり(まつい のりこ)~0歳3か月頃から~

出版社:偕成社
初版:1983/7
著:まつい のりこ
ファーストブックの定番ともいえる「じゃあじゃあ びりびり」
カラフルなイラストに月齢が低い赤ちゃんも釘付けに。
「みず じゃあじゃあじゃあ」
「かみ びりびりびりびり」
など、音がたくさんでてきます。
赤ちゃんは繰り返されるそれらの音を楽しんでいるよう。
ボードタイプの絵本なので、赤ちゃんが紙で怪我をする心配はありません。
サイズは14cm×14cmと小さいので、赤ちゃんでも持ちやすいです。
赤ちゃんに読み聞かせる初めての絵本には「じゃあじゃあ びりびり」がおすすめです。
いない いない ばあ (松谷 みよ子)~0歳6か月頃から~

出版社:童心社
発売日:1967/4/15
著:松谷 みよ子、イラスト:瀬川康男
1967年から赤ちゃんに愛される絵本、いない いない ばあ。
2020年には累計339刷り、発行部数は日本の絵本で初めて700万部を突破しました。
つまり、日本の絵本で一番読まれているのはこの「いない いない ばあ」です。
私の子どももこの絵本が大好き。
ページをめくると自ら「ばあ」と言葉を発して喜びます。
この絵本のおかげで「いない いない ばあ」ができるようになりました。
くだもの(平山 和子)~0歳6か月頃から~

出版社:福音館書店
発行日:1981/10/20
著:平山 和子
リアルな果物が描いてある非常に美しい絵本です。
細かいところまで丁寧に描かれており、果物のみずみずしさまで伝わってきます。
色鮮やかでまるで本物の果物のよう。
美しく美味しそうに描かれているので、大人も絵に引き込まれます。
大人が「さあ、どうぞ」と果物を赤ちゃんの口に運ぶ真似をすると、
赤ちゃんが「あーん」と口を開けることもあり親子で楽しめます。
赤ちゃんとスキンシップをとりながら楽しめる絵本です。
おつきさまこんばんは(林 明子)~0歳6か月頃から~

出版社 : 福音館書店
発売日 : 1986/6/20
著:林 明子
赤ちゃんは丸いものが大好き。
まんまるのお月様が現れると赤ちゃんが笑います。
お月様以外にも、屋根の上にいる猫の様子や
家の外に出てきているお母さんと子どもの姿にもご注目。
お月さまが雲に隠れてしまうと、2匹の猫も毛を逆立てて大騒ぎ。
ドキドキしている赤ちゃんの気持ちを表しているかのようです。
細かい描写が描かれており、親子で楽しむことができます。
林 明子さんは他にもたくさんの絵本を出版されています。
タッチが柔らかい素敵なイラストで、絵本の内容も心温まるものばかり。
「はじめてのおつかい」や「きょうはなんのひ?」などもとても素敵な絵本です。
ノンタンはみがきはーみー(キヨノ サチコ)~0歳6か月頃から~

出版社 : 偕成社
発売日 : 1989/10/16
著、イラスト:キヨノ サチコ
「ノンタンが イイイのイーして、
はみがみ はーみー、 しゅこ しゅこ しゅっ しゅ。」
このテンポの良さが赤ちゃんにヒット。
歯磨きが始まる赤ちゃんに読み聞かせてあげたい絵本です。
キヨノ サチコさんのノンタンシリーズは名作ばかりです。
うずらちゃんのかくれんぼ(きもと ももこ)~0歳8か月頃から~

出版社:福音館書店
発売日:1994/2/25
著:きもと ももこ
うずらちゃんとひよこちゃんが、かくれんぼをするお話です。
花に隠れたり、ひょうたんに隠れたり…。
絵がカラフルで細かいところまで描かれており
見ていると幸せな気持ちになる絵本です。
しろくまちゃんのほっとけーき(わかやま けん)~0歳10か月頃から~

出版社 : こぐま社
発売日 : 1972/10/15
著:わかやま けん
「こぐまちゃんシリーズ」は1970年に発売してから
世代をこえて絶大な支持を誇るロングセラーです。
こぐまちゃんシリーズの中でも特に人気なのが「しろくまちゃんのほっとけーき」
ほっとけーきができるまでの様子を楽しい音とともに見事に表現しています。
絵本好きの方なら一度は読んだことの絵本だと思いますが、
実は話の途中でしろくまちゃんのエプロンの色が変化しているのはご存じですか?
ほっとけーきを作っているとき、食べているとき、
お皿を洗っているときのエプロンの色が変化しています。
大人は絵本を読みながら文字を追ってしまうので
そのような細かい描写になかなか気づけないのですが、
子どもは絵を見ているので小さな変化もしっかり気づくそう。
赤ちゃんにプレゼントしたい2000年以降に発売されたおすすめ絵本
良い本はベストセラーだけではありません。
2000年以降に発売された絵本にも素敵な絵本がたくさんあります。
その中でもおすすめを紹介します。
もいもい(市原 淳)~0歳3か月頃から~

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2017/7/13
著:市原 淳
東京大学あかちゃんラボ発の絵本。
プロジェクトを通して、赤ちゃんの視線を釘付けにしたイラストをもとに作られた絵本です。
「もいもい」という言葉が繰り返されるだけの絵本ですが、
なぜか赤ちゃんは真剣に絵本を見つめています。
だっだぁー(ナムーラ ミチヨ)~0歳6か月頃から~

出版社:主婦の友社
発売日:2010/6/16
著:ナムーラ ミチヨ
粘土で作られたインパクトのある顔とともに
「だっだぁー だらっ だらぁーー だっだぁー」
と赤ちゃん言葉がかかれています。
私の子どもは5、6か月の頃、この本に食らいつくように見ていました。
赤ちゃんとお話ししているような感覚になる絵本です。
ととけっこう よがあけた(こばやし えみこ)~0歳6か月頃から~

出版社:こぐま社
発売日:2005/7/1
著:こばやし えみこ
わらべうたをもとにしてつくられた絵本のため、テンポが良いです。
「ととけっこう~ よがあけた~♪」と歌いながら読んであげると
赤ちゃんが喜びます。
私は毎日この歌を歌いながら子どもの頬をつつき、
お昼寝から起こしています。
絵本を読みながらスキンシップをとることができる点もおすすめです。
だるまさんシリーズ(かがくい ひろし)~0歳6か月頃から~

出版社:ブロンズ新社
発売日:2009/9/1
著:かがくい ひろし
大人気のだるまさんシリーズ!
「だ・る・ま・さ・ん・が」というリズムが楽しいです。
背景が白色の絵本は珍しく、だるまさんが際だって見えます。
意外な展開とだるまさんの表情が面白く、大人も思わず笑ってしまいます。
短い言葉でありながら、
次はどうなるの?とページをめくるのが楽しくなる絵本です。
どんどこももんちゃん(とよた かずひこ)~0歳8か月頃から~

出版社:童心社
発売日:2001/9/10
著:とよた かずひこ
くまさんに通せんぼされても、転んで頭をぶつけてしまっても、
「どんどこ どんどこ」とお母さんのところへ急いで向かうももんちゃん。
その姿が健気でとっても可愛いです。
読みながら、ももんちゃんを我が子に置き換え心の中で応援してしまいます。
最後にお母さんに飛びつく姿はたまらない!
読み終えた後はぎゅっと赤ちゃんを抱きしめたくなる一冊です。
おべんとうバス(真珠 まりこ)~0歳10か月頃から~

出版社:ひさかたチャイルド
発売日:2006/1/1
著:真珠 まりこ
保育園や幼稚園で大人気の「おべんとうバス」
お遊戯会の劇の題材になることも多いようです。
バスにハンバーグくんやトマトちゃんが「はーい」と
言いながら乗り込みます。
私の子どもはこの本のおかげで手を挙げて
「はーい」と返事ができるようになりました。
食べ物に興味を持ち始めた赤ちゃんにおすすめの絵本です。
たまごがあるよ(風木 一人)~0歳10か月頃から~

出版社:KADOKAWA
発売日:2017/11/16
著:風木 一人、イラスト:たかしま てつを
こちらの絵本は、絵本専門店で店主の方に教えていただきました。
たまごを「とんとん」と指で叩くと、たまごから鳥が生まれるお話しです。
読み手のお父さん・お母さんがたまごをとんとんと叩くと、
赤ちゃんもとんとんと真似をします。
真似っこが上手になってきた赤ちゃんに読んであげると楽しいです。
ねえねえ あのね(しもかわら ゆみ)~0歳10か月頃から~

出版社:講談社
発売日:2020/2/20
著:しもかわら ゆみ
こちらの絵本も、絵本専門店でおすすめしていただいた絵本です。
ひよこちゃんがねずみさんに「だいすき」と伝えると、
とっても嬉しそうな顔をして喜ぶねずみさん。
今度はねずみさんがあひるさんに「だいすき」と伝えます。
そして、あひるさんはうさぎさんに・・・。
だいすきと言われた後の動物の嬉しそうな顔がたまらなく可愛いです。
読んでいると優しく幸せな気持ちになること間違いなしの絵本です。
赤ちゃんが喜ぶおすすめの仕掛け絵本
ごぶごぶ ごぼごぼ(駒形 克己)~0歳3か月頃から~

出版社:福音館書店
発行日:1999/4/15
著:駒形 克己
まつこの知らない世界でも紹介されていた「ごぶごぶ ごぼごぼ」
中身はカラフルな配色の丸が描かれています。
「ぷく ぷく ぷくん」「ど ど どーん」といった
リズムのある音が赤ちゃんには面白いよう。
絵本のところどころに丸い穴が開いており、赤ちゃんがその穴に指を入れて遊びます。
厚紙タイプの絵本のため、赤ちゃんにも安心です。
どうぶついろいろかくれんぼ(いしかわ こうじ)~0歳6か月頃から~

出版社:ポプラ社
発売日:2006/5/1
著:いしかわ こうじ
いろいろな形にくりぬかれたページをめくると、次々と動物が登場します。
色もはっきりとしていて赤ちゃんにもしっかりと見えるようです。
お座りをして絵本に自ら触るようになると
くりぬかれた穴に手を入れ絵本のページをめくります。
ページをめくると現れる動物に赤ちゃんも興味津々。
厚紙タイプのため、安心して赤ちゃんに渡してあげられる絵本です。
きょうの おやつは(わたなべ ちなつ)~0歳8か月頃から~

出版社:福音館書店
発売日:2014/10/9
著:わたなべ ちなつ

初めてこの本を見たときは衝撃を受けました。
鏡のように反射する特殊な紙でつくられた絵本です。
斬新な発想と立体的なホットケーキの美しさに驚きます。
ボードタイプの絵本なので赤ちゃんにも安心です。
赤ちゃんは鏡が好きなので、絵本に映る自分やママの顔にも興味津々です。
ぜひ一度手にとって開いてみていただきたい絵本です。
はらぺこあおむし(エリック・カール)~0歳8か月頃から~

出版社:偕成社
発売日:1976/5/1
著:エリック・カール、訳:もり ひさし
40年以上前から世界で愛され続ける「はらぺこあおむし」
絵が鮮やかで美しく、大人も見ていて飽きません。
英語の絵本を赤ちゃんに読み聞かせたいという方には
はらぺこあおむしをおすすめしたいです。
ただ、この絵本、日本語訳がとっても素晴らしい。
とても優しく温かい言葉で表現されています。
0歳から6歳くらいまで楽しめる絵本です。
やさいさん(tupera tupera)~0歳10か月頃から~

出版社:学研プラス
発売日:2010/7/20
著:tupera tupera

ページを上にめくると「すっぽーん」と野菜が勢いよく飛び出す仕掛け絵本です。
飛び出した野菜の顔も独特で面白い。
「やさいさん やさいさん だあれ」
「すっぽーん」
という繰り返される言葉の掛け合いもリズムがよく面白いです。
親子で楽しめるおすすめの絵本です。
以上、赤ちゃんにおすすめしたい絵本20選、いかがだったでしょうか?
絵本選びの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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